小規模建築物の地盤調査では、快適な住環境の安心・安全を確保するために、事前調査とスウェーデン式サウンディング試験による現地調査を実施。建築物敷地下の地盤状況、地盤の工学的性質とともに、建築物に悪影響を与える不同沈下が生じる可能性を明らかにします。
小規模建築物等の荷重により、建築物に有害な影響を及ぼす不同沈下の発生が予想される場合には、地盤補強を行って快適な住環境の安心・安全を確保します。地盤補強工法は、建築物や地盤の性状に応じて、表層地盤改良、柱状地盤改良、回転圧入小口径鋼管、その他の工法の中から選択することになります。
柱状地盤改良とは、円柱状の改良体を地中にいくつも築造することで、地盤の支持力向上と不同沈下防止を図る工法です。円柱状の改良体は、粉体のセメント系固化材と水を混合撹拌したセメントスラリーをロッド先端の攪拌装置先端から吐出し、セメントスラリーと原地盤とを混合撹拌して築造します。
表層地盤改良とは、安定処理地盤を造成して、地盤の支持力向上と不同沈下防止を図る工法です。粉体状態のセメント系固化材と深さ2mまでの原地盤を、バックホウ等により混合攪拌した後、振動ローラー等により転圧して、セメント系固化材による均質な安定処理地盤を造成します。
不同沈下が発生すると、住宅の基礎や壁に亀裂などの障害が起きる場合が少なくありません。さらに不同沈下が進むと、生活する上で困難となる様々な問題が発生します。沈下修正は、不同沈下により傾いた住宅の土台あるいは基礎を持ち上げることにより、住宅を水平な状態にもどして、安心・安全で快適な住環境を蘇らせるものです。
敷地調査では、建築物の建設が予定されている敷地に固有の条件を、測量調査および役所調査により明らかにします。測量調査で敷地の現況や周辺状況を調べ、役所調査で敷地に関わる法規制を調べます。
会社名 | 有限会社一若興業 |
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代表者 | 代表取締役 池田 憲 |
設立 | 平成14年3月 |
取引銀行 | りそな銀行 金剛支店 |
所在地 | 〒587-0061 堺市美原区今井58-1 |
TEL | 072-363-6701 |
FAX | 072-363-6705 |
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